世界のバイクメーカーと比較すれば万人向けで乗りやすいです。

国産メーカーのロゴ

 

日本の自動車産業は、世界的にみてとても高度なレベルにあると思います。

それは四輪車だけではなく、二輪車においても同じことがいえるのではないでしょうか。

 

小さいメーカーも含めれば世界中で数多のメーカーがあります。

そのなかでも、特に最近は欧州車や韓国車のメーカーが日本でも見られるようになってきました。

 

では実際のところ、欧州車や韓国車は日本車と比べてどうなのでしょうか。

 

欧州車

 


日本でよく見かける欧州車のメーカーをいくつかみてみましょう。

 

Ducati


1926年創業、1946年にバイクの生産を開始したイタリアの老舗メーカー。

motoGPに参戦していてかなりの実績があり、L型ツインで独特の音を発するバイクは日本でもよく見かけます。

一般的に高級車のイメージが強く、実際にかなりお高いです。



 

Triumph


1世紀以上も続く、イギリスの老舗中の老舗メーカー。

大型車を中心に、販売しているバイクのジャンルが幅広い。

同じ車種の名前を長く使用することが多く、年式によっては大幅に異なることがあるようです。



 

BMW

四輪車でもおなじみの高級車メーカー。

バイクの生産は第一次世界大戦後まで遡る老舗メーカーでもあります。

独特のエンジン構造で、根強いファンが多い。

 

 

 

 

韓国車

 


ここ数年ですが、中型車のクラスに韓国メーカーが参入してきているようです。

 

Hyosung


現在日本に入ってきている韓国メーカーのバイクはヒョースンだけのようです。

1978年に創業し、スズキと技術供与契約を結んでいました。

日本ではレッドバロンが輸入・販売をしています。

125cc・250ccクラスのバイクが多いです。

 

 

 

日本のメーカーと比較すると、欧州車の各メーカーはかなり健闘していると思います。

 

ドゥカティはバイクでもステータス性がありますし、トライアンフは価格もこなれていて手を出しやすいです。それからBMWはステータス性ももちろんのこと、水平対向のボクサーエンジンを積むことが多く、その振動の少なさや乗り味から固定ファンを獲得しています。

 

ただし日本に代理店ができているものの、パーツを本国から取り寄せることはしばしばあります。
欧州では数ヵ月単位の長期休暇などがありえますので、日本ではありえないぐらいの時間がかかる場合があります。



 

韓国のメーカーは、2007年からレッドバロンがヒョースンのバイクを扱い始めたので、まだ日本メーカーの脅威になるほどではありません。
もともと日本のメーカーのOEMをしていた会社ですので、相応の技術力はあるものかと思いますが、現状としては国内において国産メーカーが劣る要素が見当たりません。しかし今後は価格がこなれてきてどうなっていくのかは未知数な部分ではあります。

 

 

 

 

国産メーカーの強みは「価格」「流通面」「万人受けするモデル」

 

以上から考えると、国産メーカーの強みとして挙げられるのは、まず価格です。


 

欧州車はかなり高額で、ドゥカティ 1199 パニガーレ type-Rを1台購入する金額で、国産メーカーの1000ccスーパースポーツが2台ほど購入できます。
BMWもドゥカティほどではないにしても、やはり同じスーパースポーツで比較すると国産車よりもずっと割高です。

 

トライアンフにいたっては国産メーカーと比較しても大きく価格は変わらないのですが、耐久性やメンテナンス性なども含めると、圧倒的に国産メーカーに分があります。

 


そういう意味では価格というよりもコストパフォーマンスという言葉のほうが適切かもしれません。


 

それからパーツの流通面でしょうか。

欧州の製造業における工場では、夏期休暇が3ヵ月ぐらいある場所もあるようです。

ですので日本の感覚ではあまりにも時間がかかるケースも想定されます。

 



欧州に限らず、世界のバイクメーカーはかなり個性的なモデルが多いです。

いってみればマニア受けするモデルがかなりあります。

国産メーカーのバイクは、多少クセがあると言われていても、世界のバイクメーカーと比較すれば万人向けで乗りやすいものです。

 

そう考えると、突如として日本が特別 裕福な国にならない限りは、先にあげた2点の強みを克服することなしに国産メーカーに対抗することは難しいものと思います。
やはり国産メーカーは強いんですね。